薬膳な共生ライフ

自分にとっての身近な癒しを日記にしてます。身近な生き物との共生…薬膳であり、癒しであり。そして、生きる糧となる。

退院!そして愛犬との再会へ…その1

10月20日

ーー入院17日目。術後十日目…

 

退院当日の朝もお粥でした…

 

食後、

 

「××さん、屋上行こ!

凄く楽しみにしてたんだ!もっと早く声掛ければ良かった」

 

そう言ってもらえ、自分も退院前日まで屋上を知らなかったのは悔しく…

二日間とはいえ、忘れない時間を入院仲間と過ごせました。

 

この日の屋上での風は寒く…

 

14日から出始めた咳は、まだ若干…退院の日にも残っていて、ときたま咳込んだりもしました。

 

この日、母は館山の…

母の弟夫妻と一緒に車で迎えに来てくれました。

 

館山市から高速を使い、わざわざ迎えに来てくれたのです。

 

母は遠いから…と断ったそうですが、朝早くに、家まで母を迎えに来てくれたそうです。

 

さらに、家を出たところで郵便屋さんが配達に来てくれて…

限度額適用認定証が退院当日の朝に届いたのです。

 

そんな訳で、退院費用が変わるため、変更後の請求書(見積り)を出すまでは、部屋に居てください。と連絡が入りました。

 

思いのほか、時間が掛かり、それから二時間ほど待たされました。

支払い費用は半分程に変わりました。

 

当初は、

 

S状結腸ガン腸の摘出、子宮筋腫による子宮全摘、これらの手術費用に加え、入院17日間の費用(検査・注射・薬・食費・個室代 他)の総額(個人支払分)80万円でした。

 

この支払いが半分になったのだから、限度額適用認定証が手元にあるのと、ないのでは全く違います。

 

前もって高額になると判ってる場合は、限度額適用認定証を用意することをオススメします。

国民健康保険の方は、役場へ。社会保険の方は、会社を通して社会保険事務所に手続きをお願いします。今は…ネットからも申請書を印刷出来るようになってますので、だいぶ手間が減ってるかと思います。

 

実は……それ以外の高額な出費もあり、

母は、手術の謝礼として、手術前に執刀医一人に対し10万円を包んで渡していました。自分には、二人の執刀医がいたので合計20万円の費用が掛かりました。

 

その後、病室の皆さんに見送られ、消化器外科の事務所に寄ったのですが、殆ど出払っていて、居る方たちにだけ挨拶して病院を後にしました。

 

切腹後……

自分なりにリハビリして来たのですが、病院の出入口で早くも…貧血気味に…

 

倒れるな!自分!!

負けるな自分、頑張れ自分…!

 

と、とにかく必死に倒れちゃいけない…

既に視界が…やばい汗が…

 

そんな状態になって、ようやく車に到着しました。あと、10メートル遠かったら…危なかった…

 

内心そう思いました。

 

一刻も早く!シュトーレン(愛犬)に会いたかったのです。が、

 

退院のお祝いを兼ね、食事をして帰宅することになっていて…

入院中食べたかったお蕎麦をリクエストしました。

 

久しぶりの通常食!

醤油の香しい、食べたかったお蕎麦!

 

しかし、長いことまともな食事をすることが出来なかった自分は…

自分が思うほどに、お腹に収めることが出来ず…

まさかふた口ほどで、お腹がいっぱいになってしまうとは…

食べる前は思いもしませんでした。

 

食べ物を粗末にしたくないのに、殆ど口に出来ない状態で残すことになり、本当に申し訳なく思ったものです。

 

手術前は、腸閉塞で点滴で栄養を摂り、術後は、お粥になったとはいえ退院時にようやく五分粥にたどり着いた自分には…まだ早かったようでした。

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大多喜町小土呂 熊野の清水

 

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