薬膳な共生ライフ

自分にとっての身近な癒しを日記にしてます。身近な生き物との共生…薬膳であり、癒しであり。そして、生きる糧となる。

抗がん剤 闘病と、その果てに。…その1

今までは日を追って記載してきました。

しかし、抗がん剤の闘病に関しては、家の中の生活であるため、新しいこと、変化はあまりなく…

ここからは、日を追うことを辞め、記したいと思います。

 

ガンになって得たものと失ったもの…

 

おそらく皆さんが知りたいであろうこと。

 

それらを記したいと、そう思っております。

 

抗がん剤は3〜4週間で1セット。

投薬期間と休薬期間の1セットで、1クールとなります。それを繰り返します。

 

自分は、錠剤を選択しました。

注射も錠剤も効果は全く同じなので、自分に合った方法を選ぶ必要があります。

 

抗がん剤は、保険適用外になります。

自分が飲んでいた抗がん剤は、1錠が3千円近くして…

朝、昼、晩、一日3回服用しました。

他に整腸剤、吐き気止め、頭痛薬を処方されてましたので、一日の薬代はおおよそ1万円でした。

ひと月の薬代は30万程です。

この金額が1クール分でした。

 

最終的に、新車が買えるであろうお金を、ガンになったことで失いました。

そして、それ以外にも…沢山のものを。

こちらは、また後ほど記します。

 

自分は、抗がん剤に、酷く耐久性がなかったので…

常に…寝ても覚めても、24時間…吐き気に悩まされておりました。

 

妊娠の経験はないのですが、世の妊婦さんの…

吐き気の苦しみを察することが出来たと思っております。

 

この抗がん剤の副作用、

自分は主に胃痛と吐き気で…

今日は、体調が良い。

などといった日は、ほとんど訪れず、

抗がん剤をしながら仕事に行く。》

という選択肢は、初期の段階で失われました。

 

常に脂汗をかき、床を這いながらトイレに行き…吐き気でえづいていました。

それが日常でした。

 

リハビリに外の空気を吸う…

 

それさえも、容易に出来ない状況になってました。

 

こんな状態で、片道一時間半の職場に通うことはさすがに出来ませんでした。

 

結果、

半年近く…働くことが出来ませんでした。

 

抗がん剤の副作用ですが…全ての人がこういう状態になる訳ではなく、なかには両立できる範囲内に収まっている方もおられます。

 

自分も、職場が近かったら…

多少落ち着いてる日ならば…

そう考えたこともあります。

 

同時に…こんな状態になって、

今後…社会復帰が出来るのだろうか…

床を這う生活となり、不安になったのも事実であります。

 

この抗がん剤の影響で、その後の飲食に対しても…変化がおきました。

 

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大多喜城

 

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水琴窟の音は、安らぐので聞いてました。

 

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