バジルくんが、マムシに噛まれた日…2017年5月6日の出来事。
2017年5月6日、その日我が家の猫たちは、室内の鍵を開け脱走したのでした。
過去日記になりますが、
今後の参考になれば…と思い、記事にさせていただきました。
脱走した直後のバジルくん。
庭でのんびり過ごしておりました。
今の住まいは、裏が山になっています。
その後、バジルくんは山に入り、帰宅した時には…
顔に傷が!
しかも時間とともに膨れていきます。
首回りのアゴ辺り、膨れているのがお判りになられますでしょうか?
人懐っこいバジルくんは、触られるのを嫌がりました。
これは、猫同士のケンカではなく、人に暴行を加えられたのではないのか?!
とにかく急ぎ、馴染みの獣医師さんの元に連れて行きました。
「これはマムシに噛まれたね」
「最近の獣医師さんは、街中での治療しかして来ないから、こういうマムシに噛まれた症状は知らないんだよね。
山も減ってしまってるから。よく誤診されるんだ。
君たち(見習いさん、看護婦さん)、よく診ておきなさい」
なにやらバジルくんの周りに人が集まり実習が開始されました。
正直焦りました。
毒がまわったら、どうしょう!!
そう焦っている自分に、獣医さんは、
「最近は、蛇に噛まれたペットも滅多に居なくなってるから、血清を置いておいても、使用せず廃棄になるし、おいてある獣医さんは稀なんだよね。
とにかく高いんだよ。
いつだったか…
愛犬が噛まれたから、血清を買いに他県まで買い付けに向かった方が居てね。1万7千円もしたんだよね。
今は、もっとするかな…
ウチも置いてないから、血清を取り寄せするとなると、数日は掛かるなぁ。
なんせ、今はほとんど血清作ってるとこ減ってるからね…」
散々脅されて、しかし、
なにやら構えている獣医さんに対策がないはずないじゃないか!
この獣医さん、経験値が非常に高いのを自分がよく知っているのだ!
焦らす獣医さんに、
他に対策があるんですよね?
そう促すと、
「今は安くって、良い抗生物質があるんだ。
この注射でいい?なかには、血清じゃないと嫌!っていう方もいてね…」
なら、早くして〜!!!
正直、ここまでの道のりに気が気ではありませんでした。
大切な家族なのだから、こう遠まわりされるとなかには、‘怒り’💢が込み上げる方もいらっしゃいそうですよね…
しかし、この獣医さんは、自分への絶対の信頼度を知ってるからこそ、リラックスの意味を兼ね遠回りしたに違いない…
自分だからこその、リアクションだと思いました。本当にハラハラさせられましたよ…
引越し後、隣の市に移ってしまった後でもお世話になっている、一番信頼している獣医師さんであります。
一軒家に引っ越しをすると報告をした時には、
「庭、あるんだよね?
鹿、飼わない?子鹿手配しとくよ!」
って、本気で言われたのも覚えております。
話が脱線しましたが、
一度マムシに噛まれると、二度目は危険です。
なので、いつも脱走しないで欲しい。
出てしまった後も、心配は絶えません。
色々対策しても、猫はかなり賢いです。
獣医さんは、この状態のバジルくん(アゴがなくなってる)の写真を撮っておくよう勧めました。
抗生物質の効き目が判るからと。
アゴがなくなっているバジルくんです。
とても痛々しいです。
皆さんの愛猫、愛犬も膨れてきたらマムシに噛まれたかも?!
と気を配ってあげてくださいね。
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