薬膳な共生ライフ

自分にとっての身近な癒しを日記にしてます。身近な生き物との共生…薬膳であり、癒しであり。そして、生きる糧となる。

退院!そして愛犬との再会へ…その2

家に着くなり、

シュトーレン!レンレン!!

帰って来たよ!ご主人さまだよー」

久しぶりの愛犬は、既に玄関で待ちわびていて、とても歓迎してくれました。喜びと哀しみが入り混じっていました。

 

二週ぶりに再会した愛犬は、毛艶が悪くなり、肥満気味だったのに、痩せ細っておりました。

 

これは…自分を心配してくれてた結果で…

愛犬に物凄く申し訳ない思いをさせてしまった…と思いました。

 

貧血気味で…本調子ではなかったので、母が用意してくれたベッドに横になり、

愛犬も今まで通り、お側に来て…いつものように隣でくっついてくれました。

退院の日程を3日も短縮出来たのは、愛犬によるものが強かったと思います。

 

館山から病院まで迎えに来てくれた母の弟の奥さんは、

 

「レンレン、べったりだね…

××ちゃんもレンレン居なくなったら生きていけないんじゃないの」

 

本当にそうだ…と思いました。

 

「まだ無理できないから、また来るね」

 

「××ちゃん、また来るよ!」

 

おふたりはそう言って、早々と帰宅されました。

 

自分も愛犬も…会えなかった分を埋めるように始終べったりでした。

まさに薬膳な共生ライフなのでした。

 

肩が出ていると…愛犬が甲斐甲斐しくお世話してくれて、布団を掛けてくれました。

自分たちは、共生してるのだ…

お互いに薬膳であり、助け合って共生してるのです。

 

そんな様子をソルト(愛猫)は、枕元に…

隣に来てわざわざ覗いてみて…

久しぶりだね…覚えてるよ。

って顔を出し、母の元へとお側仕えに戻っていきました。

 

シュトーレン(愛犬)は、自分に…

ソルト(愛猫)は、母に…

それぞれが常に、側に居てくれました。

 

 

次の病院の健診は、消化器外科、婦人科共に…11月1日に決まっていて、

この日の午後、病院にて、課長と直属の上司、代表の同僚が来ることになりました。

予定より早い退院となったため、来る時期を逃し、経過と今後のことを知りたいということでした。

 

そして…その翌日の11月2日より、

抗がん剤の治療開始となるのでした。

 

この時はまだ…抗がん剤治療のために体力をつけるため努めてました。

シュトーレンも共に過ごすうちに、毛艶も体重も戻りつつありました。

 

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シュトーレンとサスケくん

 

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退院!そして愛犬との再会へ…その1

10月20日

ーー入院17日目。術後十日目…

 

退院当日の朝もお粥でした…

 

食後、

 

「××さん、屋上行こ!

凄く楽しみにしてたんだ!もっと早く声掛ければ良かった」

 

そう言ってもらえ、自分も退院前日まで屋上を知らなかったのは悔しく…

二日間とはいえ、忘れない時間を入院仲間と過ごせました。

 

この日の屋上での風は寒く…

 

14日から出始めた咳は、まだ若干…退院の日にも残っていて、ときたま咳込んだりもしました。

 

この日、母は館山の…

母の弟夫妻と一緒に車で迎えに来てくれました。

 

館山市から高速を使い、わざわざ迎えに来てくれたのです。

 

母は遠いから…と断ったそうですが、朝早くに、家まで母を迎えに来てくれたそうです。

 

さらに、家を出たところで郵便屋さんが配達に来てくれて…

限度額適用認定証が退院当日の朝に届いたのです。

 

そんな訳で、退院費用が変わるため、変更後の請求書(見積り)を出すまでは、部屋に居てください。と連絡が入りました。

 

思いのほか、時間が掛かり、それから二時間ほど待たされました。

支払い費用は半分程に変わりました。

 

当初は、

 

S状結腸ガン腸の摘出、子宮筋腫による子宮全摘、これらの手術費用に加え、入院17日間の費用(検査・注射・薬・食費・個室代 他)の総額(個人支払分)80万円でした。

 

この支払いが半分になったのだから、限度額適用認定証が手元にあるのと、ないのでは全く違います。

 

前もって高額になると判ってる場合は、限度額適用認定証を用意することをオススメします。

国民健康保険の方は、役場へ。社会保険の方は、会社を通して社会保険事務所に手続きをお願いします。今は…ネットからも申請書を印刷出来るようになってますので、だいぶ手間が減ってるかと思います。

 

実は……それ以外の高額な出費もあり、

母は、手術の謝礼として、手術前に執刀医一人に対し10万円を包んで渡していました。自分には、二人の執刀医がいたので合計20万円の費用が掛かりました。

 

その後、病室の皆さんに見送られ、消化器外科の事務所に寄ったのですが、殆ど出払っていて、居る方たちにだけ挨拶して病院を後にしました。

 

切腹後……

自分なりにリハビリして来たのですが、病院の出入口で早くも…貧血気味に…

 

倒れるな!自分!!

負けるな自分、頑張れ自分…!

 

と、とにかく必死に倒れちゃいけない…

既に視界が…やばい汗が…

 

そんな状態になって、ようやく車に到着しました。あと、10メートル遠かったら…危なかった…

 

内心そう思いました。

 

一刻も早く!シュトーレン(愛犬)に会いたかったのです。が、

 

退院のお祝いを兼ね、食事をして帰宅することになっていて…

入院中食べたかったお蕎麦をリクエストしました。

 

久しぶりの通常食!

醤油の香しい、食べたかったお蕎麦!

 

しかし、長いことまともな食事をすることが出来なかった自分は…

自分が思うほどに、お腹に収めることが出来ず…

まさかふた口ほどで、お腹がいっぱいになってしまうとは…

食べる前は思いもしませんでした。

 

食べ物を粗末にしたくないのに、殆ど口に出来ない状態で残すことになり、本当に申し訳なく思ったものです。

 

手術前は、腸閉塞で点滴で栄養を摂り、術後は、お粥になったとはいえ退院時にようやく五分粥にたどり着いた自分には…まだ早かったようでした。

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大多喜町小土呂 熊野の清水

 

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退院に向けての、カウントダウン!…その3

10月18日。

ーー入院15日目。術後八日目…

 

術後当時、

退院予定は、10月23日でありました。

退院まで、あと5日……

 

リハビリが進んでいた自分は、担当医から、

 

「23日まで入院しなくっても大丈夫そうだね。退院20日にしようか?

それとも予定通り23日まで入院しとく?」

 

自分の頭の中には…

愛犬に会える!

美味しいものが食べられる!

何より愛犬の元に戻るべく、リハビリを頑張っていたのだ!!

 

「はい!その日にお願いします!」

 

…後から気づいたのだが、高額医療費の限度額適用認定証が間に合うか?!

ということでした。

 

この頃、外の空気が…風が…

とても恋しくなっておりました。

 

休憩場から眺める外の景色は、

入院した時に比べ、二週間程しか経っていなかったのに…秋が深まってました。

 

こういう状況だったので、退院は…

かなり気持ちを急き立てました。

 

 

この日、婦人科での検診と術後の説明があり、母も同席しました。

 

術後の経過は問題なく、次は11月1日の検診となりました。

消化器外科に入院してるので、術後経過は消化器外科で管理されてました。

 

母の元にも退院の日取りが知らされました。

 

 

 

10月19日。

ーー入院16日目。術後九日目…

 

常にリハビリで、休憩場への往復をしていた自分に、屋上にひとり行ってたらしい同じ部屋の方が声を掛けてくれました。

 

「えっ?屋上なんてあったんですか?!」

 

「そうなんですよ!良かったら、一緒に行きませんか?」

 

長いこと、ずっと…外の風に焦がれていた自分は、喜んでご一緒しました!

 

切腹された後の身体には、歩く振動も痛みとなり、貧血気味でしたが、屋上までの道のりを頑張って移動しました。

 

途中、看護婦さんや婦人科の執刀医の女医さんが、

 

「え?××さん?!

こんなに遠くまでリハビリで歩いてるの?!」

 

かなり驚かれておりました。

屋上までの道のりは、別の棟でしたから。

 

ようやく屋上にたどり着き、扉から出ると…

 

久しぶりの風が肌にあたり、既に空気は冷たくなっておりました。

二週間で…一気に秋になってました。

 

「皆さんずっとベッドにいらっしゃって……ほかにリハビリしてる方がいないみたいで…

けど、××さんだけ、いつも部屋にいらっしゃらなかったから、一緒にリハビリに行けたらなぁ〜って思ってたんですよ!

声掛けて良かった!」

 

そう言って貰えて、

 

「こちらこそ、ありがとうございます!

ずっと外に出たかったから、とても嬉しいです!」

 

「良かったら、明日の朝もご一緒しませんか?

それと、明日の退院おめでとうございます!」

聞こえてたんですよ…と遠慮がちに話してくれました。

 

「はい!喜んで!是非明日も来ましょう!!」

 

こうして、明日の朝、屋上に行く約束をしました。

 

この日の午後の面談時間には、友人Cが剥いたリンゴを持ってお見舞いに来てくれました。

そこに、友人Nもやって来て、一緒にリンゴをいただくことになり、楽しいひと時を過ごしました。

 

友人が帰ったあと、母が来て、

 

「明日はここからタクシーに乗って帰ろう…」

 

実際……

駅まで歩くのはそのときの自分には難しく、それが一番良い手段でした。

 

「限度額適用認定証、まだ届いてないよね…」

 

この日も…届いてませんでした。

 

請求書(見積り)額は、80万円でした。

退院するには、この金額を自分で立て替える必要があります。

ちなみに…この額は6年前であり、病院によって、入院費や病室費、食事代…様々な内容で金額が異なるため一概に幾らとはいえません。

 

母には、入院前に通帳と通帳番号を預けていたので、退院時のお金を引き落としてあるかを確認しました。

 

ギリギリでも、明日の朝には…

限度額適用認定証が到着してないかと…願わずには居れませんでした。

 

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千葉県 成田山新勝寺入口

 

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退院に向けての、カウントダウン!…その2

10月16日。

ーー入院13日目。術後六日目…

 

この日、午前中に採血があり…

ついに抜糸となりました。

 

とはいえ、実際には…

全ての糸が抜糸される訳ではなく、自然に溶けて消える糸はそのまま残されます。

 

ヘソの上から、先端が出ていた糸…

なくなるまでには、実質一年半、溶けずに残りました。

腹から出てくる度に、検診時や…自分でも…少しずつ切っていきました。

 

この日になって、ようやく…

職場から書類が届き、午前に、母が急ぎ届けてくれました。

 

気を効かせた総務課の担当者が、名前が似ていた他の病院に書類を送ってしまったそうで、出戻ってしまったのです。

そして、今度は自宅へ送ってくれたようです。

 

届けてもらったのは、高額医療費の限度額適用認定証の申請書類です。

退院に間に合うよう、限度額適用認定証が送られてこないと一時的にお金を立て替えることになるので、大慌てで必要事項を書き込みその日のうちに郵送しました。

 

午後、部屋の引越しがあり、元いた202号室、大部屋への移動となりました。

 

母は、この日の午後、二度目の訪問をしてくれて…

電車での往復に、大変申し訳なく思いました。

 

来なくても平気だったのに…

 

そう思ったのですが、

部屋の引越し(荷物の移動)以外にも、自分に聞かせたい報告があったようでした。

 

何年も音信不通だった父の妹の叔母が、昨夜…

 

「……元気?

……虫の知らせみたいなのを感じて…

電話しちゃたんだけど……」

 

あまりに久しぶりで恐縮してる様子で電話してきた叔母に、

 

母は…

 

「×××が、今入院している。ガンやってね…」

 

それを聞いて、凄く驚いて…

 

書類を病院に届けに来てくれた後、家に帰ると…

 

昨夜の電話を聞き、叔母がわざわざお見舞いを届けに来てくれていたのだ、と…

自動車で片道二時間半も掛かるのに…

 

すれ違わず良かった…

 

そう話してくれました。

 

その後、この日を境に、叔母は…

 

毎日電話を掛けてきます。

 

父は他界してるのですが、叔母は母がとても好きで、自分も母に話相手がいることがとても嬉しく、そしてありがたいです。

 

 

話は戻り、202号室…

同じ病室でも、今度は入口側の引越しで、光が届きにくく暗い場所でした。

 

 

 

10月17日。

ーー入院14日目。術後七日目…

 

窓際が空いたので、看護婦さんと清掃員の方が場所を移してくれました。

 

今度は明るくなり、同じ部屋でもかなり明るさが違いました。

 

この日も、母が着替えの交換(洗濯物の回収)に来てくれました。

 

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千葉県の名産品、落花生。一袋100円にて購入です。

 

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バジル君です!お手伝いしたにゃー!!

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【バジル君です。

ご主人様と遊ぶ時間を増やす為、お手伝いしたにゃー】

 

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【お魚さんに、ご飯を沢山あげたにゃー

頑張って開けたにゃーり】

 

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【…………】

 

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【…それ、仕事増やしてると思う…】

 

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【バジル君は、床に落ちたお魚さん🐟も教えてあげるにゃー】

 

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【バジルにちゃー、

かんけーないけど、僕とのプロレスで身だしなみ乱れてるにゃー…】

 

 

散らかしや臭い消しにおススメです。

「きえ〜る」は、犬猫の口臭予防にオススメです。

 

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退院に向けての、カウントダウン!…その1

10月14日。

ーー入院11日目。術後四日目…

 

この日の面談時間には、埼玉県から友人Kが来てくれました。

わざわざ埼玉県から千葉県へ…

遠方から来てくれたのです!

 

とても嬉しかったのですが、術後四日目ということもあり、かなり本調子とはかけ離れていて…

 

嬉しいのに、お見苦しいとこを見せて恥ずかしい…

 

そう思ってしまう自分がいました。

 

また、大切そうに…ラッコの如く…

貝の代わりに…痛み止めが入っているボトルを首からぶら下げ…管に繋がられておりましたから…

それと、何処ぞに術後の傷からの血がついてた箇所もあったので、気が気じゃありませんでした…

 

会話に笑うものなら、痛みが走り…

押さえながら、痛みを耐えたり…

 

とにかく安静を心がけておりました。

 

 

「お花とかより、こっちの方がいいと思って…これで必要なものを買ってね」

お見舞いとしてお金を包んで渡されました。

 

母も同席していて、良く出来た友人に感心してました。

友人は、すっかり母に気に入られておりました。

 

…しかし、母、

友人と、比較しなくてもいいじゃないか…

とションボリする自分がいました。

病人は、狭い世界にいるものですから、短絡的に落ち込むようであります…

 

姉もまた、この日お見舞いに来てくれました。

 

 

この日の夕方…

大切に抱えぶら下げていた、その時の心の友…痛み止めは…

 

「そろそろ痛み止めに頼らず頑張ろう!」

 

まだ痛いのに…

 

首から腰に入っていた背中の管を抜き取られてしまいました。

 

術後の採血もあり、

 

この日…

体調を崩したのか…咳が出始めました。

 

 

 

10月15日。

ーー入院12日目。術後五日目…

 

採血後…

 

ようやく点滴がはずされました。

 

流動食も、ついに五分粥へ。

珈琲も一日一杯の許可がおりました。

 

明日には、大部屋への引越しです。

 

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館山市 館山城

 

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ちょっと閑話…アニメと漫画のお話。マクロスFと魔王エルフ

昔…

街で流れていた曲を聴き、その曲が入ったCDが欲しくなり、たまたまその曲を知ってた友人に教えてもらったものがあります。

 

マクロスFのキャラクターの歌姫、シェリル・ノームが歌う曲でした。

Man’nが歌っております。

 

そして、その曲を知り、アニメを録画していた友人からDVDを借り、そのままマクロスFにハマりました。

もう一人の歌姫であるランカ・リーの可愛らしい歌声に、どちらも好きになりました。

中島 愛さんが歌っております。

 

作曲家が菅野よう子さん。

実はこの作曲家さん、元々好きだったので…久しぶりにアニメに戻ってきた記憶があります。

 

最近、また久しぶりにCDが出たようで自分購入しちゃいました。笑

 

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しかもこちら↓も最近、ネットニュースの記事を読んで、クチコミが良かったのと、可愛らしい絵柄に惹かれ、興味を持って…つい購入しちゃたのがあります。

 

『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?』

 

あ、引かないでください!汗💦

 

タイトルは、アレですが内容は問題ありません!

 

とても可愛らしいラブコメでした。どうやら、コミカライズで文庫本の原作があったようですね。コミックスは、1巻になります。

読んでみて、クチコミが良かったのが判りました。

久しぶりに漫画読んだ気がします。笑

 

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興味を持たれた方は、是非。笑

 

←こちらは、文庫本

 

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